キュッとバルーン

バルーンアートの歴史

風船の原料となる天然ゴムは古くから人間に利用されていました。
コロンブスが二回目の航海でハイチの原住民が遊んでいた黒くて弾力性のあるボールを持ち帰りました。
その時ヨーロッパに天然ゴムが伝わりました。

最初のゴム風船は1824年にマイケル・ファラデー教授がロンドンの・ロイヤルインスティチュートで水素を使って風船を浮かべたといいます。
ファラデーは2枚のラバーシートを一緒に裁断して縁を繋げて風船を作ったそうです。
翌年1825年、イギリスのゴムメーカー、トーマス・ハンコック社によって玩具のバルーンに導入されました。
アメリカで最初に風船が製造されたのは1907年でした。

1931年にネイル・ティロットソン氏によって猫の形状で顔がプリントされた世界初のノベルティープリントバルーンが開発されバルーン製法の技術が飛躍しました。

細長い風船をひねって動物など作る技術、バルーンモデリングが初めて世に披露されたのは、1938年、ペンシルベニア州スクラントン出身のハーマン・J・ボナート氏によりピッツバーグのマジックで披露されたのが初めてだと言われております。

しかし当時の風船は品質が悪く、誰もがバルーンモデリングを楽しめるものではありませんでした。
1950年代後半に品質が向上し、色も明るくなり、今の様な細長い風船が安価で販売されるようになりました。

風船が細長く作られることにより、従来の風船よりもひねる回数が増えてアーティスト達によって様々な動物や構造物が作られていくことになったのです。

 

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